会計ソフト比較NAVIロゴ

(※ 当サイトには、プロモーション(広告)が含まれます)

管理人が実際に行っていた青色申告に必要な書類作成の作業工程です☆【個人事業主向け】

2021年に入り、来月の確定申告期間が目前となりました。

すでに準備が終わっている人、書類作成中の人、まだ何も手につけていない人、進歩状況は人それぞれでしょう。

まぁ、期間内に提出することが重要ですので、期限に間に合えばいつ提出しても良いと思います。

個人事業主の青色申告の全作業はその気になれば1~3日で完遂することが可能な人がほとんどでしょうから。

ですが、クレジットカードや銀行の明細等の帳簿や申告書作成に必要な書類を揃える作業だけは早めにやっておくことをオススメします。

抜けている利用明細等があった場合、銀行やクレジットカード会社に請求しても1週間くらいかかることは普通ですから。

このページでは初めて青色申告での確定申告を行なう個人事業主の人向けに、私自身が行っていた青色申告の作業工程を紹介していきたいと思います。

私は不精なもんですから日々の帳簿付けをサボって、この時期に丸2日ほどかけて全ての作業を行っていました。
お金の動きがそれほど多くない業種でしたら、そのくらいの期間でも充分青色申告の作業は可能です♪

以下、私の青色申告の作業工程になります。

1、領収書・クレカ/銀行明細・控除書類を揃える

まず最初にやる作業としては、上にも書きましたが、申告書類を作成するために必要な書類を揃える!!というコト。
具体的には仕事関連の領収書、クレジットカード明細、銀行明細、社会保険等の控除書類ですね。

領収書はファイリング等して自分で管理可能かと思いますが、クレジットカードと銀行の明細はちょっと注意が必要。

こまめに毎回記帳している人は良いですが、そうでない人も結構いると思います。
まとめて記帳をすると銀行によっては一つ一つの取引明細が表示されず、まとめられてしまうケースもあります。(三菱東京UFJはそうでした)

そうなると日々の取引を記帳できないので、銀行側に取引明細を発行してもらうことになるのですが、これには数日~1周間程度はかかってしまうので注意が必要ですね。

クレジットカード明細も同様で1年分以上過去の明細を見れるカード会社もあれば、3ヶ月しか見れない会社もあります。

私の場合は楽天カードとUFJカードを利用していたのですが、楽天は13ヶ月ほど遡って見れたのですが、UFJは当時3ヶ月分しか見れませんでした。(現在は1年分見れるようになったようです)
そうなるとやはりサポートに電話して郵送で明細を送ってもらうしかないので時間がかかります。

国民年金や国民健康保険等の社会保険関連は役所に電話すれば昨年分の支払総額をすぐに教えてくれるので比較的安心。

生命保険等はあらかじめ保険会社から控除用に張り付ける証明書を送ってきますので、大切に保管しておきましょう。医療費がある方は領収書の保管も忘れずに。

これらの書類がないと帳簿付けにとりかかれないですし、申告期間ギリギリに用意しようとすると期限に間に合わない可能性も出てきてしまいますので、必要書類の準備だけは早めにしておくことを強くオススメします

2、会計ソフトに記帳していく

1で準備した書類が揃えばあとは会計ソフトに日々の取引を仕訳入力していく作業に移れます。
私はまず銀行取引を全て仕訳していましたね。銀行の取引明細を見ながら上から一つ一つ仕訳していきます。

その後に紙ベースの領収書の仕訳。最後にクレジットカード明細の仕訳をしていました。
全ての明細を一緒にして日付順に一つづつ仕訳していく方法もあるかと思いますが、個人的には上記のように明細ごとに仕訳していったほうが効率は良いと思いますし、ミスも少ないかと

3、ミスがないかチェック

記帳作業が終わるともう山場は乗り切った!!みたいな気持ちになるのですが、経験上どこかしらに記載ミスや計算ミスがあります。

売掛金と売上を間違って記入していたり、経費の項目が間違っていたり。勘定科目等の間違いはまだ簡単に修正が聞きますが、帳簿上の預金金額と実際に入っている預金金額が異なると結構大変

差額を出してみて、その差額に当てはまるような取引仕訳を地道に探す作業になりますからね。チェックは必要不可欠な作業工程です。

4、印刷&提出

記帳及び最終チェックが終わったらあとは、印刷して税務署に提出するだけ。

青色申告対応の会計ソフトであれば、仕訳が全てできていればあとは決算書作成ボタンを押せば自動的に書類を作成してくれて印刷も可能です☆

この辺はホント会計ソフトさまさまですよねぇ。私はインストール版の弥生の青色申告を使用していましたが、今はやよいのオンライン版やクラウド会計大手のマネーフォワードクラウド会計freeeがあるので、それらを利用するのがコスト的にも手間的にもお得かと♪

税務署への提出に関しては、直接出向いて渡すのも良いですし、郵送でもOKです。直接渡す場合でも特にその場で細かいチェックとかはありません。
係員の人が受け取り証明用のハンコを押してくれて本人控え分を渡してくれる感じですね。

以上が私が行っていた青色申告の大雑把な作業工程になります。

今年はじめて青色申告をするけど何から手をつけたら良いのかわからない!!という個人事業主の方の手助けに少しでもなれれば幸いです♪