POSレジ、モバイル決済サービスとの連携で効率UP☆小規模な飲食店にはクラウド会計ソフトがおすすめです。
小さな飲食店ほど経理業務を効率化させよう
景気の先行きが見えない中でも毎年飲食店を開業される方は大勢います。
カフェであったりラーメン屋、居酒屋、イタリアンレストラン等など、一口に飲食店といってもその業態は様々。
競争が激しい世界ですので開業当初は目の前の仕事をこなす、売上を立てることで精一杯なのが実情だと思います。特に昨今は新型コロナウイルスの影響による外食不況で大変な時期が続いています。
ですが個人経営であっても事業をするとなると、経理を中心としたバックオフィス業務は必須。
現場のオペレーションや営業、商品開発に労力と時間を割きたい気持ちはわかりますが、裏方の仕事も事業を継続させていくためには大切になってきます。
規模が小さい個人事業の飲食店ほど、経理業務を効率化させることによるメリットは大きいでしょう。
営業時間が終わった後に手書きでちまちま帳簿を付けたりしていては、身体がいくつ合っても足りません。
経理業務を効率化するための手段としては『税理士事務所に経理作業を丸投げする』『会計ソフトを導入する』といった選択肢が挙げられます。
税理士事務所への丸投げは作業をしなくていいのはもちろんメリットなのですが、結構な費用が発生してしまいますので現実的ではない人も多いでしょう。
ここでは会計ソフトを導入することによって経理業務を効率化することを考えてきましょう。
小さな飲食店にはクラウド型の会計ソフトがおすすめ
一口に会計ソフトといっても様々な種類がありますが、
小さい飲食店経営には断然『クラウド型の会計ソフト』をオススメします☆
クラウド型の会計ソフトというのはソフトをPCにインストールする必要がなく、インターネットが繋がる環境であればどこでも自社の経理環境にアクセスできて、帳簿付け等の作業ができる便利なサービス。
参考:クラウド会計ソフトとは?
【インストール型とクラウド型の会計ソフト比較表】
タイプ | インストール型 | クラウド型 |
---|---|---|
インストール | 必要。PCにソフトをインストールすることで利用可能 | 不要。インターネット環境があればどこでも利用可能(オフライン環境では利用不可) |
対応OS | Windowsのみ対応のソフトがほとんど | WindowsでもMacでも対応 |
対応デバイス | PC |
PC、スマートフォン、タブレット |
初期費用 | 必要 | ほぼ不要 |
利用料金 | 購入時にまとまった金額が必要 | 月額1,000円程度から利用可能 |
自動仕訳機能 | 対応ソフトが少ない | 対応ソフトが多い |
ソフトのレスポンス速度 | 早い | やや遅い |
複数拠点での運用 | 一部可能 | 可能 |
連携サービス数 | 少ない | 多い |
バージョンアップ | アップデート版を購入する必要がある | 無料で自動アップデート |
その手軽さとランニングコストの低さから、個人事業主の方や小規模法人を中心に現在急速にシェアを伸ばしています。
小さい飲食店がクラウド会計ソフトを導入するメリットとしては、
● 経理業務の圧倒的効率化
● 飲食店向けの連携サービスの充実
● 初期費用はナシ、低コストでの運用が可能
等が挙げられます。
クラウド会計ソフトは登録した銀行口座やクレジットカードの情報を『自動』で仕訳して帳簿に記帳してくれる機能が付いています。
学習機能も付いているので一度一連のお金の流れをつくってしまえば、経理業務をかなり効率化することが可能です。
簿記や経理の知識がほとんどない人でも仕訳が作成できるかんたん入力機能を備えたサービスが多いので、経理初心者にも安心。
また、クラウド会計ソフトには飲食店向けの連携サービスがとっても充実しています。
例えばスマートフォンやタブレットを利用したモバイルカード決済サービスの『Square (スクエア)』。
Squareとクラウド会計ソフトを連携させることによって、クレジットカードや電子マネー経由の売上が自動でクラウド会計ソフトに記帳されます。
決済機能の他にも、『POSレジ』『在庫管理』『スタッフ管理』『請求書管理』『予約管理』『ネットショップ作成』など、飲食店向けの便利なサービスが揃っています。
Squareの公式HPにもクラフトビール店でfreeeとSquareを導入し、業務効率化に成功している事例が紹介されていますね。
また、クラウド会計ソフトは安価なランニングコストも魅力の一つです。
ソフトにもよりますが、基本的には法人向けが月額2,000円前後、個人事業主向けが月額1,000円前後というリーズナブルな料金設定となっております。
ほとんどのソフトがMacにも対応していますし、ソフトのバージョンアップ等も無料で自動更新される点も安心ポイントです。
おすすめのクラウド会計ソフトはどれ?
それで実際どのクラウド会計ソフトがおすすめなの?という話ですが、
上記のどちらかのソフトを選んでおけば間違いないでしょう。
どちらもクラウド会計ソフトに必要とされる基本的な機能はもれなく備わっていますし、運営元の資本やサポート&セキュリティ体制もしっかりしています。
ですが連携サービスに関しては多少違いがありますので、すでに導入している/導入予定のシステムとの連携は確認する必要がありますね。
freeeとマネーフォワードクラウド会計との飲食店向けの連携サービスをそれぞれ見てみましょう。
製品名 | 連携サービス |
---|---|
freee(フリー) | Square(スクエア)、ユビレジ、GMOイプシロン、Airレジ、Stores決済、スマレジ、スマレジタイムカード、MajorFlowクラウド、PayPal、SPIRE POS、Loyverse、クラウド在庫管理ZAICO、ブレインレジスター、Cross Point、他 |
マネーフォワードクラウド会計/確定申告 | Square(スクエア)、Stores決済、イーコンテクスト、UレジSTORE、EC-Orange POS、Airレジ、POS+(ポスタス)、MajorFlowクラウド、kinTone、Stripe、TakeMe Pay、MAIDO SYSTEM、NECモバイルPOS、他 |
上記の連携サービスは一例ですが、Squareのように共通している連携サービスも多いですが、ラインナップは若干異なります。
両ソフトともに連携サービスに関しては日々どんどん追加されていますので、最新の情報は各公式サイトで確認してみてください。
小さな飲食店の場合はSquare等のモバイル決済サービスとユビレジ等のPOSレジサービスとの組み合わせ連携が経理効率UPに非常に効果的かと思います。
営業終了後に紙の伝票をいちいち打ち込む作業等が省けるというのは非常に大きいかと。
参考:>>クラウド会計ソフトと連携可能なモバイル決済&POSレジ
あと重要なのは実際の使い勝手が自分にマッチするかどうか。
会計ソフトは一度導入すれば長い間使い続けるものなので、フィーリング的にしっくりくるといった面は大切です。
freeeとマネーフォワードクラウド会計には30日間の無料お試し期間が付いているので、まずは両方ともお試しで使ってみるのが良いと思います。
クラウド会計ソフトは小さな飲食店の経理業務を圧倒的に効率化!!してくれる非常に便利なサービスですので、 飲食店を経営されている方、これから開業される方はぜひ導入を検討してみてください。
(↓30日間はお試し無料☆freee(フリー)は下のリンクから↓)
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