経営分析機能が追加☆MFクラウド会計の専用iPhoneアプリがリニューアルされています。
MFクラウドのスマホアプリがリリース
MFクラウド会計からスマートフォンやタブレットから利用可能な専用iPhoneアプリがリニューアルされてリリースされています。
以前の領収書アプリは廃止されるとのことですので、リニューアルというより新規アプリのリリースといった感じですね。
Android版は用意されてなく、iPhoneアプリのみ。(※2016/4/14追記:アンドロイドアプリもリリースされました)
キャッシュフローと経営分析データの閲覧機能に特化
今回リリースされたアプリは会社のキャッシュフローと経営分析データの閲覧に特化した仕様となっています。
●キャッシュフローと経営状況、口座残高がひと目でわかる
新アプリは経営分析機能に特化しており、現在会社の口座にいくらあるのか、最新の入金・出金は何か、特定の取引先の先月の売上明細はどうなっているか、等の情報をアプリで簡単にチェックすることが可能です。
PCを開いてわざわざデータを確なくても、経営者が出先でのちょっとした空き時間に経営状況を把握出来るイメージのようですね。
複数の銀行口座のデータをスマホの画面で一度に確認出来るのは便利かと。また、月単位でのキャッシュフロー推移がグラフで表示され、タップするだけでその月の入金・出金・残高が確認出来る機能も重宝しそうです。
メンバー登録すれば誰でも閲覧可能になるので、情報共有の強化にもつながるでしょう。会社の口座データが閲覧出来るのでセキュリティ面がやや心配かもしれませんが、指紋認証やパスコードロック機能が搭載されているのでその点も安心かと。
●仕訳の登録編集機能はナシ
MFクラウド会計の新アプリがリリースと聞いて、ついに仕訳登録機能が搭載か?と思ったのですが、今回の新アプリには残念ながら仕訳登録編集機能はありません。
(追記:2020年11月現在、iPhoneアプリもAndroidアプリも仕訳登録が可能です)
freeeがスマホアプリで仕訳登録可能なのでどうしても比べがちですが、MFクラウド側としてはPCとスマホのそれぞれ特徴を活かした最適なサービスを提供するというスタンスのようですね。
外出先では自社の経営状況をアプリで把握、仕訳等の経理実務はオフィスで、という住み分けです。
簡易な仕訳登録機能は今後搭載して欲し認しいような気もしますが、仕訳の自動化機能の精度が向上すれば必要なくなるのかもしれません。
それにしてもMFクラウド会計の進化のスピードは凄まじく速いですね。(freeeにも言えることですが)
最初は会計機能だけでしたが、請求書作成にはじまり、給与、マイナンバー、消込、12月には経理精算システムの「MFクラウド経費」β版もリリースされるようです。
ここ1~2年という短時間で機能的には相当強化されたと言えるのではないでしょうか。実際にかなりの勢いで導入事業所も増えているようです。
医療クリニックに特化した会計サービスも
医療クリニックに特化したMFクラウド会計・確定申告 for クリニックのサービスも始まったようですが、こういった進化の方向も良さそうですね。業界によっては勘定科目の特殊性が強い所もありますから。こういった仕様の追加もクラウド型ならではのスピード感かと思います。
1年後にはどのような機能が追加搭載されているのか?シェアはどうなっているのか?、今後のクラウド会計の進化がますます楽しみになってきました。 >>MFクラウド会計の詳細コチラ