弥生16シリーズが販売スタート!!消費税10%、マイナンバー管理に対応しています☆
先月の30日に弥生製品の最新版である弥生16シリーズがリリースされ ました。
16シリーズの特徴として消費税関連、マイナンバー関連の機能が強化&搭載されてます。
●消費税関連機能の充実、価格は据え置き
2017年4月からついに消費税10%時代が始まりますが、弥生会計16では「使用可能な税率の改善」機能が新たに追加されています。
これは会計期間にかかわらず全ての税率(5%/8%/10%)が表示され、仕訳の入力時に施行日前の税率の登録も可能になったという新機能。
3月決算の事業者は消費税の区分もわかりやすいでしょうが、それ以外の事業者は消費税8%と10%が混合する会計期間がやってきます。
そういった際に上記の機能は役立ちそうですね。私の会社も6月決算なのでややこしい処理を簡易化してくれるのはありがたいです。
上記の機能の他にも「科目別税区分表」「かんたん取引入力」「クイックナビゲータ」の改善が弥生会計16シリーズでは行われています。
弥生会計16の価格に関してですが、これは15シリーズと変わらず据え置きとなります。
スタンダードが42,120円、プロフェッショナルが75,600円、プロフェッショナル2ユーザーが100,440円といった設定。(いずれも税込み価格)
インターネット上の最安値だとスタンダードが大体35,000円前後の水準でしょうか。Amazonでは約38,000円、ヨドバシやビックカメラではポイント還元分を考慮して37,000円台後半で販売されていますね。
また、あんしん保守サポートが最大15ヶ月無料or特別価格になるキャンペーンを今年も実地中です。
●マイナンバー機能が搭載
弥生会計にはマイナンバー機能は搭載されていませんが、同じ弥生シリーズである「弥生給与16」と「やよいの給与計算16」にマイナンバー管理機能が搭載されています。
2016年1月からマイナンバーの運用が開始されますが、実際に運用方法を把握している人はそう多くはないでしょう。私自信もイマイチ運用のイメージがつかめていません。
マイナンバー専用のソフトを別で導入するのはちょっと大変そうなので、使い慣れたインターフェイスでのマイナンバー機能の追加は弥生ユーザーにはありがたいかと。
また、あんしん保守サポートにマイナンバー相談をはじめとする、マイナンバー対策支援サービスが新たに加わっています。
●クラウド版にも注力
会計ソフト業界の黒船的存在とも言える クラウド会計ソフト。弥生の参入はやや後発にはなりましたが、クラウドに力を入れているようですね。
正直まだパッケージ型ユーザーがオンラインに移行するイメージはあまり浮かばないのですが、小規模法人向けの「弥生会計オンライン」と個人事業主向けの「青色&白色申告オンライン」がラインナップされています。
初年度は無料で使えるキャンペーンが昨年から継続して開催されているので、これから会計ソフトを導入する事業主の方は検討してみてはどうでしょう。
消費税改正とマイナンバー導入という大きな2つの流れがあるので、この時期に会計ソフトをアップデートする事業所は多そうですね。
私もそうですが、古いバージョンの弥生会計で凌いでいた方々もそろそろアップデートを余儀なくされるタイミングなのかもしれません。
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