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自治会やサークル向けのクラウド会計ソフト『ちまたの会計』についてレビューしてみました☆

 

このページでは町内会やサークル等のコミュニティ団体向けのクラウド会計ソフト『ちまたの会計』の各種機能を管理人が実際に使ってみて感じたことをレビューしていきます。

営利事業者向けの会計ソフトは数多くありますが、地域の自治会やサークル活動等の小さな団体向けの会計ソフトは数が限られています。

大手の会計ソフト業者は私が知る限りでは提供していませんし、Excelベースの無料ソフトは多くありますが、こまめにバージョンアップ等をしてくれるソフトは少ない印象。

そのような状況のなかでリリースされたのが『ちまたの会計』。

インターネット環境があればどこでも使える便利なクラウド型ですし、完全無料で利用が可能な点が特徴です。

リリースから約4年半余りで利用団体は20,000箇所を超えたとのこと。無料で使える小さな非営利団体向けクラウド会計ソフト、という存在への潜在需要がかなりあったのでしょうね。

団体の初期登録設定

さて、ちまたの会計を利用するにはまずは初期登録設定が必要です。


団体名や銀行口座名(略称)、前年度からの繰越金額(期首残高)等を入力していきます。(団体名や口座名は自分たちで区別できればどんな名称でも良いかと)

ちまたの会計のホーム画面

↓の画像がちまたの会計のホーム画面になります。


お金の残高と今期の収支、科目比率グラフが表示されています。科目比率グラフは収入や支出の内訳が色別で表示されるので、収支具合が把握しやすいですね。

『収入』と『支出』の登録

お金の動きがあった場合は『収入』か『支出』の画面でそれぞれ登録を行います。

日付、金額、摘要、科目を入力するだけの非常にシンプルな設計です。

科目は候補が一覧で表示されるので、その中から選ぶだけでOK。オリジナルの科目も追加可能です。

スマートフォン・タブレットでも利用可能

ちまたの会計はスマホやタブレットでの利用も可能。


シンプル設計なのでスマートフォンやタブレットでの運用にも向いているでしょう。使い方はPC版と一緒です。

団体の現金を銀行口座に移したり、口座間での移動も簡単に登録できます。


ちまたの会計で出力可能な帳簿

ちまたの会計で出力できる帳簿は『現金出納帳』『預金出納帳』『科目別台帳』『収支計算書』『予算書』。


収支計算書がいわゆる決算書的な位置づけですかね。ExcelやPDF、CSV形式でのダウンロードが可能です。

ちまたの会計のサポート体制

サポート体制としてはサイト内にヘルプセンターが設置されており、ここで基本的な操作方法やよくある質問等をチェックできます。


また『会計を極める』というコンテンツもあり、会計事務の一年の流れや役割、勘定科目の基礎的な知識が解説されているので、経理初心者の方はまずここを読んでおくのがよいでしょう。

問い合わせフォームから運営者に直接質問することも可能です。

ちまたの会計の基本的な機能を使ってみましたが、無駄を徹底的に削ぎ落とした非常にシンプルな設計、という印象。経理の知識がない人でも家計簿を付ける感覚で運用可能かと思います。

クラウド型なのでセキュリティ面を心配する人も多いかもしれませんが、ちまたの会計で登録する個人情報は基本メールアドレスのみ。
心配な方は団体名や銀行口座名は略称にしたりして運用するのがよいでしょう。

リリースされた後も月別収支グラフや予実管理表、月別預金出納帳、新元号への対応、オートコンプリート等の機能が続々と追加搭載されているので、今後のさらなる使い勝手の向上にも期待できそうです。

(※ちまたの会計は完全無料で利用可能ですが、システムインフラの維持等のためにAmazonギフト券と銀行振込による寄付(一口1,000円~)を受け付けています)

>>ちまたの会計の詳細はコチラ