フリーウェイ経理Liteの仕訳入力機能についてレビューしてみました☆
このページでは株式会社フリーウェイジャパンが提供する会計ソフト『フリーウェイ経理Lite』の仕訳入力機能を管理人が実際に使ってみて、感じたことをレビューしています。
フリーウェイ経理Liteは完全無料で運用可能な点が特徴の会計ソフト。
無料版でも月の仕訳数の制限や決算書の作成不可といった制限がありません。(※有料版はサポート完備、ネット上にデータ保管可能、広告ナシなどのメリットがあります)
2021年6月時点でユーザー数は26万人を突破したようですし、『完全無料で運用したい』というニーズは根強いのでしょうね。
フリーウェイ経理Liteの2種類の取引入力機能
さて、フリーウェイ経理Liteには仕訳形式と出納帳形式との2種類の取引入力機能が存在します。
仕訳形式はある程度簿記の知識や経理経験がある人向け、出納帳形式は簿記の知識がほとんどない初心者向け、の入力方法とのことです。
仕訳形式での取引入力
まずは仕訳形式にて取引入力をしてみます。
メインメニューから『仕訳データ入力』の項目をクリックすると仕訳形式の入力画面になります。
画面上部のタブから追加ボタンをクリックすると、画面下部分に入力フォームが現れます。
管理人は長らく弥生会計を利用していたのでフリーウェイ独自の入力方式に若干とまどいましたが、まずは日付を入力して勘定科目を一覧候補から選び、金額と摘要を入力してEnterボタンを押せば登録完了です。
Enterボタンを押せば次の項目に自動で移るのでキーボード操作のみでスピーディーに入力可能な点は良いですね。
同じ仕訳内容を連続して登録する機能や特定の仕訳の固定登録機能もあります。
仕訳の固定登録機能ですが、毎月発生する取引等がある場合は積極的に利用していくのがオススメでしょう。
仕訳の固定登録をするには、メインメニューの固定仕訳マスタから予め仕訳登録をしておく必要があります。
通常の仕訳入力画面からは登録できず、一度メインメニューに戻る必要があるのでご注意を。管理人はここでちょっと躓きました。。
摘要の辞書登録機能もあります。
これは仕訳入力画面からF1キーを押すことで登録可能。補助科目の登録も可能です。
2行以上の複合仕訳を登録するには『諸口』科目を使って登録をする必要があります。
2行の仕訳に対して3行分の登録作業が必要になるのでちょっと面倒くさいですね。定期的に発生する取引であれば固定仕訳登録しておくのが良さそうです。
出納帳形式での取引入力
次に出納帳形式で仕訳入力をしてみます。
メインメニューから出納帳データ入力を選び、対象月を選択すると勘定科目の候補一覧が現れます。
ここで勘定科目を選択すると出納帳入力形式画面になり、相手科目や摘要、金額を入力すると登録が完了。
初心者向けというだけあって、出納帳形式での入力は簿記知識がなくても家計簿感覚での入力が可能ですね。仕訳形式で運用出来た方が効率は良いのでしょうが。
管理人はインストール型&クラウド型の弥生シリーズ、freee、マネーフォワードクラウド会計/確定申告を利用した経験がありますが、フリーウェイ経理Liteはやや独特の使用感だなという印象です。
フリーウェイ経理Liteのマニュアルは情報量が多く充実
使用感はやや独特ですが、フリーウェイ経理Liteはマニュアルが非常に充実しています。操作面でわからないことや困ったことがあってもマニュアルを見れば大抵のことは解決出来るでしょう。
フリーウェイ経理Liteには『かんたん導入ガイド』『導入編』『操作~全編~』『操作~後編~』『オプション』『勘定科目一覧表 帳票集計範囲表』『他社会計ソフトの科目マスタファイル』の計7つのマニュアルが用意されています。
管理画面左側の『ヘルプ』メニューから操作マニュアルへアクセスできます。
200ページ近いマニュアルもあるので情報量という面では問題ないでしょう。こまめに改訂版が更新されている点も高評価です。
今回フリーウェイ経理Liteを実際に使ってみましたが、個人的には操作方法にやや癖があるなと感じました。
ですが完全無料で運用可能という点は魅力的ですので、無料運用可能な会計ソフトを探している小規模事業者の方は利用を検討してみてはいかがでしょう。