日本政策金融公庫の融資審査に必要な事業計画書を無料で作成可能!!『創業融資freee』をレビューしてみました☆
このページではfreee株式会社が提供している『創業融資freee』を管理人が実際に使ってみて、感じたことをレビューしています。
創業融資freeeは日本政策金融公庫の新創業融資制度を利用するために必要な事業計画書を無料で作成することが可能なサービス。融資の専門家による面談も無料で受けられるとのこと。
freeeにはすでに会社設立freeeと開業freeeという創業支援サービスがありますが、新たに融資関連の支援サービスもラインナップに加わりました。
freeeのアカウントを開設、必要事項の入力
創業融資freeeを利用するにはfreeeのアカウントを開設する必要があります。
まず最初に経理スタイルや税理士との契約有無などの質問に答えていきます。
次に創業の動機や事業内容、経営者の略歴、代表者の借入状況などを入力していきます。
業種別に例文サンプルを提案してくれる機能は便利
業種別に例文サンプルを提案してくれる機能は非常にありがたいですね。
次に予想される売上高を入力。
ここでも業種別の例文サンプルが出てくるので参考にしていきましょう。
次に予想される支出の入力。
項目は多いですが、マルバツ形式で回答していく形式なのでスムーズに進められます。
ここまでの入力が完了すると事業に必要な創業融資額が表示されます。
今回はソフトウェア開発業で試しにデータ入力していきましたが、必要な融資額は最低450万円とのこと。
この結果を踏まえて必要となる総融資額を入力していきます。
今回は自己資金200万円、金融機関からの融資450万円と設定。
融資額の試算データから収支計画書を作成
融資額のデータを保存・反映させると収支計画表が表示されます。
返済期間5年、年利2%の条件で月々8万円の返済額となりました。
融資額の試算が終わった後は調達資金の詳細を最終チェック。
必要事項の入力が完了すると、事業計画書(PDF)が完成
これでデータの入力は全て完了。『作成した創業計画書を確認する』のボタンをクリックすると事業計画書がPDFにて出力されます。
最後に申請方法の選択。
自分で申請するか、専門家に依頼するかを選べます。
融資の専門家への依頼も可能
自分の信用情報を照会するかどうかの提案も。
融資の専門家へ依頼する場合は最初の相談のみならば無料。
実際に金融機関へ申し込みやサポートを受ける場合は有料とのこと。(融資が成功した場合のみ調達額の3%が手数料)
現時点では東京都のユーザーのみが対象のようですね。
創業融資freeeを使ってみての感想
今回実際に創業融資freeeを使ってみましたが、ステップに沿って質問に答えていくだけで金融機関の融資審査レベルで使える本格的な事業計画書が作成可能な点は素晴らしいかと。
ネット上には事業計画書の雛形サンプルなどは多く公開されていますが、創業融資freeeのように丁寧にサポートしてくれながら作成可能なツールは他にはないのではないでしょうか。
創業融資freeeで作れる事業計画書は日本政策金融金庫の新創業融資制度の審査に対応したものとなります。
新創業融資制度は利率も低く、創業時に融資を受けやすいと人気の制度ではありますが『事業開始から2期未満』『雇用の創出を伴う事業』等、色々と条件があるのでその点は事前にチェックが必要ですね。
これから資金調達を伴う起業、創業から2期未満でさらなる事業拡大を行う予定のある方はぜひ創業融資freeeを利用してみてはいかがでしょう。
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