チャージ残高をいつでも銀行口座に送金可能☆スマートなお金のやり取りを実現する個人間送金スマホアプリ5選
このページでは個人間での送受金が可能なスマートフォン用アプリを掲載しています。
キャッシュレス決済は世の中にだいぶ浸透しましたが、スマートフォン用アプリでの個人間送金はまだまだ浸透していないのが現状です。
キャッシュレス決済が普及すれば現金を持ち歩かなくてもよいはずなのに、友人同士で割り勘する際は現金で支払うというケースは多いのではないでしょうか。
現金以外の割り勘方法としては後日銀行振込が考えられますが、口座番号を教えるのに抵抗がある人もいるでしょうし、振込すること自体を忘れてしまう人もいるでしょう。
後日銀行振込という割り勘方法は、あまりスマートなやり方ではないと言えます。
個人間送金アプリはスマートなお金のやり取りを実現
その点、個人間送金アプリであれば口座番号を教える必要はありませんし、スマートフォンがあればその場でやりとりができるのでスマートに決済が可能。
個人間送金アプリは手数料無料のサービスが多い点も魅力です。
近年銀行口座は入金にも出金にも手数料が発生する傾向になってきてるので、コストの面でも個人間送金アプリの方が優れている部分が増えてきています。
アプリストア等で検索してみると、個人間で送金可能なスマートフォン用アプリが複数でてきますが、チャージした残高を銀行口座に送金可能なサービスは限られています。
個人的には上記の機能は必須と思っているので、このページではチャージした残高を銀行口座に送金可能なスマートフォン用アプリ5選を紹介していきます。
Pring(プリン)
- Pring(プリン)の特徴
- 都市銀行からネット銀行まで60箇所以上の金融機関に対応
- アプリ内での直接送受金、QRコードでの送受金に対応
- お店でQRコードでの決済も可能
- 銀行口座直結だからお金を自由に出し入れ可能
- iOS/Android用アプリが完備
- Googleが運営会社の大株主
- Pring(プリン)の手数料は?
- 送金手数料:無料
- 入金(チャージ)手数料:無料(三菱UFJ・楽天銀行・スルガ銀行は月に3回まで無料)
- 登録銀行口座への出金手数料:月に1回まで無料(2回目以降は220円/1回)
運営元:株式会社pring
LINE Pay(ラインペイ)
- LINE Payの特徴
- LINEユーザーなら誰でも使える
- LINEの友人同士でかんたんに送受金が可能
- 銀行口座・セブン銀行ATM・LINE Payカード・Famiポートからチャージ可能
- コード支払い・オンライン支払い・請求書支払いに対応
- 割り勘/オートチャージ機能
- 銀行口座への送金・出金には手数料が発生
- LINE Payの手数料は?
- 送金手数料:無料
- 入金(チャージ)手数料:無料
- 登録銀行口座への送金手数料:176円/1回
- 登録銀行口座からの出金手数料:220円/1回
運営元:LINE Pay株式会社
PayPay(ペイペイ)
- PayPayの特徴
- その場でQRコードを読み取ってPayPay残高の送受金が可能
- 携帯電話番号・PayPay IDがわかれば送信可能
- メールやSNS経由で便利な受け取りリンク(URL)機能
- 割り勘機能
- 銀行口座・セブン銀行/ローソン銀行ATM・PayPayフリマの売上金などからチャージ可能
- 店頭でのQRコード・ネットサービス・公共料金請求書・定期/継続サービス払いに対応
- 還元キャンペーンが豊富
- PayPayの手数料は?
- 送金手数料:無料
- 入金(チャージ)手数料:無料
- 登録銀行口座への出金手数料:PayPay銀行は0円(その他の金融機関は100円/回)
運営元:PayPay株式会社
J-Coin Pay(ジェイコインペイ)
- J-Coin Payの特徴
- みずほ銀行が作ったスマホ決済/送受金アプリ
- QRコード・LINE・SMS・電話番号で送受金可能
- チャージは銀行口座のみ可能
- 大手コンビニ・スーパー・レストランなどの店頭でQRコード決済可能
- 請求書払いにも対応
- 新規ユーザー向けの還元キャンペーン
- J-Coin Payの手数料は?
- 送金手数料:無料
- 入金(チャージ)手数料:無料
- 登録銀行口座への出金手数料:無料
運営元:株式会社みずほ銀行
Money Tap(マネータップ)
- Money Tapの特徴
- チャージ不要で自分の銀行口座から相手の銀行口座へ直接送金
- 住信SBI銀行・スルガ銀行・愛媛銀行・筑邦銀行のみ対応
- 店頭でのQRコード/バーコード決済に対応(※住信SBI銀行のみ)
- 24時間365日リアルタイムで利用可能
- Money Tapの手数料は?
- 送金手数料:無料
- 入金(チャージ)手数料:無料
- 登録銀行口座への出金手数料:無料
運営元:マネータップ株式会社
これまで個人間送金アプリを使ったことがない人が導入するならば、LINE PayかPayPayが使いやすいでしょう。
メッセージアプリのLINEと電子マネーのPayPayを利用している人が非常に多いので、友人同士で送受金をする際にもお互いハードルが低いと思います。
Googleが買収したことで話題になったPring(プリン)も個人間送金に注力している印象です。連携金融機関も多いですし、登録銀行口座への出金手数料も月1回までは無料。
電子マネー的な要素が薄いので純粋なお金のやりとりに向いていると思いますが、まだ知名度が低いので今後ユーザー数をどれだけ伸ばせるかが普及の肝かと。
2022年上半期には少額決済インフラの普及のためにメガバンク5行が共同設立した株式会社ことらが個人間送金サービスをスタートさせる予定とのことで、個人間送金アプリ周りの環境は急速に整備されていくでしょう。
金融機関同士が決済インフラを共同整備することで、どの個人間送金アプリを使っていても手数料無料で瞬時に銀行口座に送受金が反映されるような仕組みが実現されると嬉しいですね。