クラウド会計ソフトに対応している税理士の探し方とは?
これから事業をスタートアップさせようとしている方の中には『経理面はクラウド会計ソフトを利用する予定』という人も多いでしょう。
全体的な割合ではまだ会計ソフトを利用していない事業者の方が多いようですが、業務の効率化という面では会計ソフトは必須。
なかでもクラウド型のソフトは業務効率化に圧倒的なメリットをもたらしてくれるかと思います。
スタートアップの時期は本業にリソースを集中させたいですし、バックオフィス業務は少ないに越したことはありません。
ですが個人事業主ならまだしも法人だと、クラウド会計ソフト一つで経理業務を完結することは出来ません。
法人の場合は決算書に加えて法人税申告書の提出が必要になっており、クラウド会計ソフト単体ではまだ法人税申告書を作成出来るソフトはありませんので。
法人でクラウド会計ソフトを運用するなら税理士のサポートが必要
クラウド会計ソフトだけでは経理業務を完結できないとなると、税理士さんのサポートが必要になってきます。
ですが税理士事務所であればどこでもクラウド会計ソフトに対応している訳ではありません。
最近は対応事務所も増えてきたようですが、本腰を入れて取り組んでいる事務所もあれば、片手間でやっている事務所もあるでしょう。
そういった状況の中で『信頼出来るクラウド会計ソフトに対応している税理士』を見つける手段として、
クラウド会計ソフト各社が提供している公認パートナー検索ページがオススメです。
公認パートナーの資格を持っている税理士ならば、クラウド会計ソフトの知識や運用方法に対しての信頼性が担保されているので、選ぶ際の有益な指標になるでしょう。
このページではクラウド会計大手3社が提供している公認パートナー検索ページを紹介していますので、税理士選びの際の参考にしてみてください。
●税理士検索freee
特徴:地域別、業種別、依頼内容別、連絡手段別、アドバイザー別での検索が可能。1~6つ星に分けられた公認アドバイザーのランクを見ながら比較検討出来ます。2,500以上の会計事務所が登録済み。コーディネーターが自社に合った税理士を紹介してくれる紹介サービスも完備されています。
●マネーフォワードクラウド税理士・社労士検索
特徴:検索フォームでのフリーキーワード検索が可能。ブロンズ・シルバー・ゴール・プラチナドに分けられた税理士のランクを見ることが可能。検討候補の事務所にまとめて問い合わせをし、それぞれの事務所と面談が可能。社労士検索機能も。
●弥生PAP会計事務所検索サーチ
特徴:都道府県別、フリーワード検索、業種、資格、得意分野、対応製品別での検索が可能。クラウド版対応税理士を探すには対応製品別でオンラインにチェックを入れて検索すれば可能。
以上が代表的なクラウド会計ソフト3社に対応した税理士、会計事務所の検索ページとなります。
freeeとマネーフォワードクラウド会計の対応に力を入れている税理士事務所が多い印象ですね。
弥生のクラウド会計はサービスとしては後発ですが、弥生会計に力を入れていた事務所がそのままオンラインにも対応していくケースも多いのか、急速に対応事務所が増えた印象ですね。実際に弥生オンライン系の業界シェアも急速に伸びています。
まずは利用するクラウド会計ソフトを選び、対応税理士の検索ページから条件に合いそうな事務所を何軒かピックアップ、そして面談等を通して自社に合った税理士、会計事務所と契約する流れがよいでしょう。
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