自治会やサークル等の非営利コミュニテイ向けの会計ソフトは何がある?
会計業務の必要性は何も企業に限ったことではありません。
町内会等の自治会や地域のサークルコミュニティ活動等でも会計業務は必要になってきます。
とはいっても弥生会計等の事業者向けに作られた会計ソフトだと、非営利の小規模コミュニティの経理業務には適さないケースも多いのが実情です。
勘定科目も事業者向けとは少し違ってきますし、そもそも使わない機能が多すぎますからね。
また、コミュニティ内に簿記や経理の知識がある人がいなくて会計ソフトの運用自体が難しい状況等もあるでしょう。
ですが手書きでの帳簿付けではちょっと効率が悪すぎますし、ミスも起きやすいです。
このページでは自治会やサークル等の非営利団体向けの会計ソフトを紹介していますので、導入検討時の参考にしてみてください。
ちまたの会計
特徴:非営利コミュニティ向けでは業界初のクラウド会計ソフト。クラウド型なのでインターネット環境さえあればどこでも利用可能ですし、MacOSにも対応しています。寄付によって運営されており完全無料での利用が可能です。入出金を記録していくだけで帳簿が出来上がる仕様やデータ分析機能など仕様面でも優秀。サービス開始からまだ4年あまりですが、利用ユーザー数は16,000団体を突破したとのコトです♪体験用のデモサイトも用意されています。
会計係さん7
特徴:有料(60日間の無料期間あり)。価格は16,670円(税込)。勘定科目登録の代行サポート、電話&メールサポートあり。
サークル会計
特徴;有料(30日間の無料期間あり)。価格は9,680円(税込)。自治会や町内会、PTA等にオススメ。電話&FAXによるサポートあり。
その他のコミュニティ向け会計ソフト
●大菜会計
特徴:無料。町内会の会計業務に特化。町内会での役職情報や班分けでの管理も可能。
>>大菜会計の公式サイトへ(窓の杜)
●自治会会計Excel
特徴:無料(シェアウェア)。Excelベース、報告書にキャッシュフロー印字が可能。
>>自治会会計EXCELの公式サイトへ(Vector)
●PCS予算会計8M
特徴:無料。非営利団体向け。手作業を意識した分かり易いインターフェイス、補正予算にも対応。
>>PCS予算会計8Mの公式サイトへ(Vector)
●NS会計
特徴:印刷機能以外は無料(印刷機能は16,800円のライセンス料が必要)。勘定科目を自由に設定、5種類の帳簿が作成可能。
>>NS会計の公式サイトへ(Vector)
●自治会 会計
特徴:無料。出納帳に記帳するだけで決算書が作成可能。ミスがあると赤色が付くチェック機能も。
>>自治会 会計の公式サイトへ(Vector)
●かいけいがかり
特徴:無料。サークル等の入出金管理が簡単にできちゃうAndroid向けスマホアプリ。
>>かいけいがかりの公式サイトへ(Google Play)
上記のソフト辺りが候補に挙がるでしょう。
有料のソフトもありますが、基本的には無料のソフトでよいでしょう。
リリースから約4年で16,000以上ものユーザーを獲得している、完全無料で利用可能なクラウド型の会計ソフト『ちまたの会計』が小規模グループ向けの会計ソフトとしてはイチオシです。
予算やコミュニティの規模が大きい場合は会計係さん7やサークル会計等のサポートが付いたソフトを利用するのが良いかと。最低限の入出金管理機能で良い場合はかいけいがかりという選択肢もありでしょう。
非営利向けコミュニティ会計ソフトの特徴としては、出納帳に入力するだけで決算書が印刷出来たり、勘定科目を自由に設定出来る点ですかね。
基本的に経理の知識があまりなくても運用可能になっていると思いますので、手書き帳簿で運用しているコミュニティの会計係さんやサークルを立ち上げたばかりの方はぜひ導入を検討してみてはいかがでしょう。